【ウマ娘怪文書】「これを見てくれ」飲み会の席。ネイチャのトレーナーが折り紙で作ったお手製のトロフィーを差し出す

「トロフィーが気に入って貰えない？」
「そうなんだ。これを見てくれ」
飲み会の席。ネイチャのトレーナーがテイオーのトレーナーの前に折り紙で作ったお手製のトロフィーを差し出す
「立体なんだな。良くできてると思うが」
「実は一工夫あってな…ここをこうして、こう」
「おお！？」
ネイチャのトレーナーがトロフィーを弄るとそこには１体のロボットが佇んでいた
「すごいじゃないか」
「会心の出来だったんだがネイチャは『こういうんじゃなくて』って言うんだよ」
「ああ、それは分かるよ。ほらロボット形態のデザインがイマイチなんだよ」
「それかァ〜！いやありがたい」
「お？なんだトロフィーロボット？でもこれならバイクのが良くね？」
話を聞きウォッカのトレーナーが食いついてくる
「バイク…悪くないな」
「三段変形！となると今度は変形機構が…」

「任せろ。設計図なら俺が作ってやる」
「キングトレーナー！流石一流だな」
「けどこれ色合い単色なのもまずいんじゃねえか？」
今度は虹色に発光してる奴は言うことが違うな
気づけば２人の所にトレーナー達が集まってきていた
ルドルフのトレーナーがチームを編成し製作班とアイディア班に各々が別れる
「ちょいちょいちょいちょい！待てやお前ら！」
「タマモクロスの…どうした？」
「いつ突っ込もうかまっとったんや！お前ら相手女の子やぞ！肝心な部分がおかしいやろ！」
言われて一同がハッとする
「デザインがごつすぎるんや！もっとトロフィーの丸みを活かさんかい！」
どよめきが走り更なる改良が加わる

そして当日、ギャラリーの前でネイチャの前には５色のメタリックトロフィーが置かれていた
トロフィージェット、トロフィーマリン、トロフィードリル、トロフィータンク、トロフィーロボ
それらはトロフィーロボを軸として変形合体しビクトリートロフィーへと進化する！
興奮するウォッカとビコーペガサス
真顔のウマ娘達
そして肝心のネイチャは涙していた
「ネイチャ！？」
「いや…トレーナーさんが人の力まで借りてここかでアタシの為にしてくれたの嬉しくて」
「ネイチャ…」
歓声が上がりトレーナー達が健闘を讃えあう
「でもなんでロボットなのかはわかんない」
そして倒れ付した

こういうのは子供が喜ぶやつで
ってか私達まだ子供いないしみたいな自爆がみたいですよ私は

男女の価値観って割とすれ違うよね

トレーナーはこのくらい純真な男の子じゃないと早々に担当を喰うか喰われるかするし仕方ないね
それはそれとして担当の男性観は破壊するけど

単行本のオマケだこれ

女の子はロボとミニ四駆に興味を示さないらしいな（ワンピと美神調べ）

最高傑作のつもりだったんだろうなあ男ども…

(変形機構の間接部の補強について力説する会長のトレーナー)
(真顔の会長)

さすが風か光かタマモクロスだ…！

プルバック走行が足りないと何故気付かぬ

そうだこのトロフィーに足りないのは2号ロボとグレート合体だ！

「ほら、ほら見てくれマヤノ！マヤノは飛行機好きだろ！？」
「おーかっこいい！トロフィージェットはトレーナーちゃんが担当したんだね」
「そう！そしてこいつらも個別に変形するんだ？」
「何で？ジェットとトロフィーでいいんじゃない？」
「！？でもガウォーク形態だってある！」
「えー？これ飛行機から手足出てるだけだしカッコ悪くなってるよー」
「！？！？？！？」

できたぞ！

折り紙…折り紙ってなんだ…