1: 名無しさん(仮) 2022/12/18(日)22:20:48[0]
年末進行で披露したトレーナー達が担当ウマ娘の幻覚を見ている
そんな話をキングヘイローが聞いた際真っ先に向かったのは
自らのトレーナーの元ではなくセイウンスカイの所だった
一流である自らのトレーナーであれば一流の自分の幻覚を見ている
そんな絶対の信頼があったからである
「スッ…スカイさんッ!」
そして案の定向かった寮の自室でセイウンスカイは横になっていた
横になり過ぎた結果縦になっていたのが事の深刻さを示している
そんな彼女を助け起こして横にし、軽く気付けにバツンバツンと頬を叩く
「しっかりなさい!」
「あっ…キング…トレーナーさんが…幻覚に膝枕された所を想像しちゃって」
「妄想に立ち向かうのよ!セイちゃん抱き枕の方が良いですよ位なさい!」
セイちゃん抱き枕とはどこも凄いセイウンスカイ自身を使った荒業である
「あぁ〜…その手がありましたかぁいやあ遂にセイちゃん抱き枕の出番かぁ」
「こらっ!」
そんな話をキングヘイローが聞いた際真っ先に向かったのは
自らのトレーナーの元ではなくセイウンスカイの所だった
一流である自らのトレーナーであれば一流の自分の幻覚を見ている
そんな絶対の信頼があったからである
「スッ…スカイさんッ!」
そして案の定向かった寮の自室でセイウンスカイは横になっていた
横になり過ぎた結果縦になっていたのが事の深刻さを示している
そんな彼女を助け起こして横にし、軽く気付けにバツンバツンと頬を叩く
「しっかりなさい!」
「あっ…キング…トレーナーさんが…幻覚に膝枕された所を想像しちゃって」
「妄想に立ち向かうのよ!セイちゃん抱き枕の方が良いですよ位なさい!」
セイちゃん抱き枕とはどこも凄いセイウンスカイ自身を使った荒業である
「あぁ〜…その手がありましたかぁいやあ遂にセイちゃん抱き枕の出番かぁ」
「こらっ!」
2: 名無しさん(仮) 2022/12/18(日)22:20:59[0]
頷く彼女が手にしようとした自らの枕をキングの素早い手刀が叩き落とす
「持っていったらダメ!貴方…日寄って自分の枕を渡す気だったわね!?」
「そ、そんな事は…」
「本当に!?貴方私の目を見て同じ事が言える!?」
「持っていこうと…してたっ!」
「ほら見なさい!チャンスなの!分かるでしょ!?
それに貴方がいかなければ披露したトレーナーさんが
ソファで貴方の幻覚に膝枕をしていると想像して軽く上体を上げ横になるのよ!」
「そんな…」
そんな事をすれば恐らく担当トレーナーの腹筋に負荷がかかるだろう
ただですら逞しい中央トレーナーの疲労中の筋肉トレーニング
このままでは下手をすれば腹筋は三つに割れてしまうかもしれない
たくましい担当の筋肉を想像しセイウンスカイが眩暈を覚える
が、彼女は自らの足で踏みとどまってみせた
「スカイさん!」
「持っていったらダメ!貴方…日寄って自分の枕を渡す気だったわね!?」
「そ、そんな事は…」
「本当に!?貴方私の目を見て同じ事が言える!?」
「持っていこうと…してたっ!」
「ほら見なさい!チャンスなの!分かるでしょ!?
それに貴方がいかなければ披露したトレーナーさんが
ソファで貴方の幻覚に膝枕をしていると想像して軽く上体を上げ横になるのよ!」
「そんな…」
そんな事をすれば恐らく担当トレーナーの腹筋に負荷がかかるだろう
ただですら逞しい中央トレーナーの疲労中の筋肉トレーニング
このままでは下手をすれば腹筋は三つに割れてしまうかもしれない
たくましい担当の筋肉を想像しセイウンスカイが眩暈を覚える
が、彼女は自らの足で踏みとどまってみせた
「スカイさん!」
3: 名無しさん(仮) 2022/12/18(日)22:21:12[0]
「行こうキング…止めなきゃ!」
「ええ!」
ついてきて欲しいとい彼女の気持ちを察しキングは何も言わなかった
そのまま二人は寮の窓を蹴破ると三点着地で裏庭へ降り立ち、そして駆け出す
向かった先のトレーナー寮
セイウンスカイの担当の家を窓から観察すると彼は作業をしていた
「あら、どうやら普通に仕事中みたいね…スッ、スカイさんッ!」
安堵したキングとは逆にセイウンスカイはその場で立ちながら横になっていた
単純にトレーナーの疲労がまだ限界に達していないだけのようだが
担当ウマ娘の幻覚とは年末進行中の彼等が見る心の防衛機構の一種である
…つまり、自分はトレーナーの中でそこまでの存在になれていなかった
そう判断したセイウンスカイの精神は青雲を越え大気圏を脱し宇宙へと飛んだのだ
そんな彼女をキングは腰に抱えるとそのまま寮へと戻る
そっ…とベッドへと横たえた所で彼女は意識を取り戻した
「あれ…キン、グ?私…」
「ええ!」
ついてきて欲しいとい彼女の気持ちを察しキングは何も言わなかった
そのまま二人は寮の窓を蹴破ると三点着地で裏庭へ降り立ち、そして駆け出す
向かった先のトレーナー寮
セイウンスカイの担当の家を窓から観察すると彼は作業をしていた
「あら、どうやら普通に仕事中みたいね…スッ、スカイさんッ!」
安堵したキングとは逆にセイウンスカイはその場で立ちながら横になっていた
単純にトレーナーの疲労がまだ限界に達していないだけのようだが
担当ウマ娘の幻覚とは年末進行中の彼等が見る心の防衛機構の一種である
…つまり、自分はトレーナーの中でそこまでの存在になれていなかった
そう判断したセイウンスカイの精神は青雲を越え大気圏を脱し宇宙へと飛んだのだ
そんな彼女をキングは腰に抱えるとそのまま寮へと戻る
そっ…とベッドへと横たえた所で彼女は意識を取り戻した
「あれ…キン、グ?私…」
4: 終 2022/12/18(日)22:21:30[ ]
「どうかしたのスカイさん。何か悪い夢でも見てたんじゃない?」
「あ、そっか…セイちゃん横になりますね」
「ご存分に…!」
寝息を立て始めた彼女に毛布をかけ
破れた窓を修復するとキングヘイローは自らの担当トレーナーの元へ向かった
暫くして彼を小脇に抱え保健室へ駆け込む彼女の姿があったという
「あ、そっか…セイちゃん横になりますね」
「ご存分に…!」
寝息を立て始めた彼女に毛布をかけ
破れた窓を修復するとキングヘイローは自らの担当トレーナーの元へ向かった
暫くして彼を小脇に抱え保健室へ駆け込む彼女の姿があったという
7: 名無しさん(仮) 2022/12/18(日)22:51:33[0]
>>1
>横になり過ぎた結果縦になっていたのが事の深刻さを示している
もうここでダメだった
>横になり過ぎた結果縦になっていたのが事の深刻さを示している
もうここでダメだった
11: 名無しさん(仮) 2022/12/18(日)23:05:21[0]
>>2
>そんな事をすれば恐らく担当トレーナーの腹筋に負荷がかかるだろう
ただですら逞しい中央トレーナーの疲労中の筋肉トレーニング
このままでは下手をすれば腹筋は三つに割れてしまうかもしれない
たくましい担当の筋肉を想像しセイウンスカイが眩暈を覚える
自然とトレーナーの裸体を想像できてる……強い!セイちゃんは強いぞ!
>そんな事をすれば恐らく担当トレーナーの腹筋に負荷がかかるだろう
ただですら逞しい中央トレーナーの疲労中の筋肉トレーニング
このままでは下手をすれば腹筋は三つに割れてしまうかもしれない
たくましい担当の筋肉を想像しセイウンスカイが眩暈を覚える
自然とトレーナーの裸体を想像できてる……強い!セイちゃんは強いぞ!
6: 名無しさん(仮) 2022/12/18(日)22:30:46[0]
なんのなんの何!?
8: 名無しさん(仮) 2022/12/18(日)22:57:50[0]
セイちゃんはよく謎の回転するな...
9: 名無しさん(仮) 2022/12/18(日)22:59:52[0]
>>8
セイちゃんTスピンしますね…
セイちゃんTスピンしますね…
10: 名無しさん(仮) 2022/12/18(日)23:03:49[0]
セイちゃん判断が速いのか遅いのか…
12: 名無しさん(仮) 2022/12/18(日)23:05:47[0]
キングは大変だな…
13: 名無しさん(仮) 2022/12/18(日)23:06:48[0]
ちょっと炎先生テイストなキング
14: 名無しさん(仮) 2022/12/18(日)23:09:47[0]
披露で誤字ってたのが変な想像をかきたてる