1: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:16:49
【ウマ娘に気合いを入れる!?㊙ウラ技】
普段なら見向きもしないような胡散臭い名前のそのサイトを、何故か気がついたらクリックしていた。
不気味なほど早く読み込まれたそのサイトは黒い背景に黄色い文字で淡々と文章が記されてるだけだった。こういうサイトにありがちな鬱陶しい広告も見当たらない。
やはり気味が悪くてブラウザバックしようとしたが、この一年遂にG1を一つも取れなかった愛バの顔が頭に浮かぶ。次の秋天は恐らく一番人気を背負うことになる。迷って結局文章を読んでみることにした。
普段なら見向きもしないような胡散臭い名前のそのサイトを、何故か気がついたらクリックしていた。
不気味なほど早く読み込まれたそのサイトは黒い背景に黄色い文字で淡々と文章が記されてるだけだった。こういうサイトにありがちな鬱陶しい広告も見当たらない。
やはり気味が悪くてブラウザバックしようとしたが、この一年遂にG1を一つも取れなかった愛バの顔が頭に浮かぶ。次の秋天は恐らく一番人気を背負うことになる。迷って結局文章を読んでみることにした。
2: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:17:12
「うまむすめ
は 乗られるのを ほんのう で ヨロコぶ
うつ伏せ にして その上 またがる
可能なら シリ 叩く ハダカ 尚 良し 」
最後まで読んでこの数秒を無駄にしたことを後悔した。
ウマ娘固有の民族性については存在する。トレーナー学校時代に学ばされた。しかし断言するがこんな情報見たことも聞いたこともない。それどころか最後の2つに関してはセクハラどころの話では無い。
呆れてブラウザバックすると詐欺サイトの黒い背景から白いブラウザの背景に一瞬で切り替わった。途端に恥ずかしい気持ちになった。俺は勝利という結果を求めるが故にこんな箸にも棒にもかからない冗談に釣られたのだ。ウマ娘本意の自分のスタイルを見失うどころだった。
パソコンの電源を落としトレーニングに向かう。秋天に向けて少しの時間も無駄にできない。
は 乗られるのを ほんのう で ヨロコぶ
うつ伏せ にして その上 またがる
可能なら シリ 叩く ハダカ 尚 良し 」
最後まで読んでこの数秒を無駄にしたことを後悔した。
ウマ娘固有の民族性については存在する。トレーナー学校時代に学ばされた。しかし断言するがこんな情報見たことも聞いたこともない。それどころか最後の2つに関してはセクハラどころの話では無い。
呆れてブラウザバックすると詐欺サイトの黒い背景から白いブラウザの背景に一瞬で切り替わった。途端に恥ずかしい気持ちになった。俺は勝利という結果を求めるが故にこんな箸にも棒にもかからない冗談に釣られたのだ。ウマ娘本意の自分のスタイルを見失うどころだった。
パソコンの電源を落としトレーニングに向かう。秋天に向けて少しの時間も無駄にできない。
3: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:17:31
天皇賞・秋当日。この日は抽選で選ばれた観客が午前中から詰めかけ府中レース場は満員御礼になっている。見立て通りセイウンスカイは一番人気だった。緊張で落ち着かない俺を他所にスカイは控え室のソファにうつ伏せに寝転んでいる。
そろそろ起こさなくては。スカイに歩み寄り声をかけようとしたところであのサイトの文章を思い出した。
いや、思い出したと言えるほど忘れてはいなかった。ここ数週間妙にあのサイトが頭にこびりついている。改めて調べてもあのサイトはもう見つからなかった。わかってはいるが心のどこかでもしかしたらという気持ちが無いと言えば嘘だった。
俺は起こさないよう静かに脚を上げ寝転ぶスカイを跨いでソファの上に立った。数秒の長い葛藤の後スカイの細い背中にゆっくりと腰を下ろし、そのまま跨った。
そろそろ起こさなくては。スカイに歩み寄り声をかけようとしたところであのサイトの文章を思い出した。
いや、思い出したと言えるほど忘れてはいなかった。ここ数週間妙にあのサイトが頭にこびりついている。改めて調べてもあのサイトはもう見つからなかった。わかってはいるが心のどこかでもしかしたらという気持ちが無いと言えば嘘だった。
俺は起こさないよう静かに脚を上げ寝転ぶスカイを跨いでソファの上に立った。数秒の長い葛藤の後スカイの細い背中にゆっくりと腰を下ろし、そのまま跨った。
4: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:17:52
スカイはうへぇという鳴き声を出して眠りから冷めると背中の違和感に気づいたのか振り返った。当然背中に跨っていた俺と目が合う。
「え…?何やってるんです…?」
冷静な指摘が耳に響いて痛かった。
「いや…その…起こし方にもレパートリーあった方がいいかなって…」
慌ててスカイから降りて言い訳を繕う。
「要らないですよそのユーモア…」
不審と困惑が入り交じった目が突き刺さった。これでスカイの気持ちが乱れて凡走したらどう責任を取ればいいのだろうか。
「でもまぁ…なんか気持ちが引き締まった感じがしますよ」
焦る俺とは裏腹にスカイは見たことないほど快活になっていく。
「そ…それは…良かっ…」
「!なんか!今日は行ける気がします!頑張っちゃいますよ〜!セイちゃん!」
スカイは聞いたことない声のボリュームで自分を激励するとそのまま見たことない姿勢の良さでパドックへ消えていった。
「え…?何やってるんです…?」
冷静な指摘が耳に響いて痛かった。
「いや…その…起こし方にもレパートリーあった方がいいかなって…」
慌ててスカイから降りて言い訳を繕う。
「要らないですよそのユーモア…」
不審と困惑が入り交じった目が突き刺さった。これでスカイの気持ちが乱れて凡走したらどう責任を取ればいいのだろうか。
「でもまぁ…なんか気持ちが引き締まった感じがしますよ」
焦る俺とは裏腹にスカイは見たことないほど快活になっていく。
「そ…それは…良かっ…」
「!なんか!今日は行ける気がします!頑張っちゃいますよ〜!セイちゃん!」
スカイは聞いたことない声のボリュームで自分を激励するとそのまま見たことない姿勢の良さでパドックへ消えていった。
5: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:18:07
完勝だった。先行策を取ったスカイは直線で先頭に出るとそのまま後続を突き放して5バ身差の圧勝劇を府中の大観衆に見せつけた。
これはスカイの実力なんだ。そう思うことにした。あんな願掛けなんか関係なく、今日ウマ娘セイウンスカイは一番人気の期待に応えただけだ。そう思い過ごすことにした。
これはスカイの実力なんだ。そう思うことにした。あんな願掛けなんか関係なく、今日ウマ娘セイウンスカイは一番人気の期待に応えただけだ。そう思い過ごすことにした。
6: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:18:27
「なぁ、凄かったなセイウンスカイ?」
ウイニングライブの舞台袖、用意されたテレビ
でウイニングライブを見ていると今日二着のスペシャルウィークのトレーナーが話しかけてきた。
「どんなトレーニングしたんだ?友人のよしみで俺にだけ教えてくれよ」
俺は隠す理由もないなと思いサイトのことも全て洗いざらい話してみた。とにかくこの話を誰かと共有したかった。そしてあわよくば否定して欲しかった。
「聞いて損したわ、そんなのオカルトだろ。それどころかとんだエ□親父が考えたオカルトだな。」
安心した。そうだ。オカルトなんだ。
「…ま、次のジャパンカップは負けねぇからな」
彼はそう言うと立ち上がった。そろそろウイニングライブが終わるようだ。
ウイニングライブの舞台袖、用意されたテレビ
でウイニングライブを見ていると今日二着のスペシャルウィークのトレーナーが話しかけてきた。
「どんなトレーニングしたんだ?友人のよしみで俺にだけ教えてくれよ」
俺は隠す理由もないなと思いサイトのことも全て洗いざらい話してみた。とにかくこの話を誰かと共有したかった。そしてあわよくば否定して欲しかった。
「聞いて損したわ、そんなのオカルトだろ。それどころかとんだエ□親父が考えたオカルトだな。」
安心した。そうだ。オカルトなんだ。
「…ま、次のジャパンカップは負けねぇからな」
彼はそう言うと立ち上がった。そろそろウイニングライブが終わるようだ。
7: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:18:50
ジャパンカップ当日。今年は凱旋門を制したフランスの名ウマ娘モンジューが現役最強セイウンスカイとぶつかるだけあって府中はひと月前を凌ぐ盛り上がりを見せていた。
現役最強ウマ娘のトレーナーとしてのマスコミへのインタビューを終えて控え室に向かうと、スカイは床に這いつくばっていた。
「え…?何やってるの…?」
「キタキタ!待ってましたよトレーナーさん!」
「え…?」
「さぁ!乗ってください!」
「え…いや…」
「あれがないとイマイチ気が乗らないんですよ〜。ね?一発だけだから…!」
「わ…分かった…」
俺はまたスカイを跨いで立つとそのまま腰を下ろして跨った。
「あぁ゙♡これ♡やっぱり凄い♡」
スカイの急な妖艶な声に慌てて俺は腰を上げた。硬くなっていたらどう言い訳しようも無い。
パドックへ邁進する愛バの背中を俺は複雑な気持ちで見届けた。
現役最強ウマ娘のトレーナーとしてのマスコミへのインタビューを終えて控え室に向かうと、スカイは床に這いつくばっていた。
「え…?何やってるの…?」
「キタキタ!待ってましたよトレーナーさん!」
「え…?」
「さぁ!乗ってください!」
「え…いや…」
「あれがないとイマイチ気が乗らないんですよ〜。ね?一発だけだから…!」
「わ…分かった…」
俺はまたスカイを跨いで立つとそのまま腰を下ろして跨った。
「あぁ゙♡これ♡やっぱり凄い♡」
スカイの急な妖艶な声に慌てて俺は腰を上げた。硬くなっていたらどう言い訳しようも無い。
パドックへ邁進する愛バの背中を俺は複雑な気持ちで見届けた。
8: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:19:07
凄まじい末脚だった。途中までは秋天と同じくスカイの圧勝劇かと思われた。しかし後続を突き放したセイウンスカイをスペシャルウィークがただ一人とてつもない脚で捉えきった。
レース後舞台袖で俺はあいつを問い詰めた。跨ったという確信があった。
「あぁ…凄いなあれは…スペの目の色が比喩抜きに変わったぜ…それに…」
「それに…?」
「可能ならケツ叩けってお前言ってただろ?」
「まさか…叩いたのか…?」
「………」
この瞬間、俺とこいつは同じことを考えている確信があった。ハダカ 尚 良し
レース後舞台袖で俺はあいつを問い詰めた。跨ったという確信があった。
「あぁ…凄いなあれは…スペの目の色が比喩抜きに変わったぜ…それに…」
「それに…?」
「可能ならケツ叩けってお前言ってただろ?」
「まさか…叩いたのか…?」
「………」
この瞬間、俺とこいつは同じことを考えている確信があった。ハダカ 尚 良し
9: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:19:24
有馬記念。跨り戦法は一部に広まっていた。ジャパンカップが終わって一週間程経った頃、スペシャルウィークとセイウンスカイの会話から同期に漏れたらしい。
俺達は残りの黄金世代のトレーナー達に呼び出され、知っている情報を吐くことになった。
その時、ハダカの件は俺とスペトレの2人の秘密にして伏せておくことにした。
控え室に行くと既にスカイは勝負服に着替えてマットを敷いてうつ伏せになっていた。
落ち着かないのかしきりに脚をパタパタ動かしている。
「なぁスカイ…」
「な…なんですか…?」
スカイはそわそわしながらこちらを見ている。
「実はもっと効果がある方法があるんだ」
俺達は残りの黄金世代のトレーナー達に呼び出され、知っている情報を吐くことになった。
その時、ハダカの件は俺とスペトレの2人の秘密にして伏せておくことにした。
控え室に行くと既にスカイは勝負服に着替えてマットを敷いてうつ伏せになっていた。
落ち着かないのかしきりに脚をパタパタ動かしている。
「なぁスカイ…」
「な…なんですか…?」
スカイはそわそわしながらこちらを見ている。
「実はもっと効果がある方法があるんだ」
10: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:19:40
その有馬記念は伝説となった。上の世代やクラシック世代を蹴散らし黄金世代は上位を独占した。特に上位3人、セイウンスカイ、スペシャルウィーク、そして1着となったグラスワンダーの直線の攻防はこれから数十年語られることになるだろう。
そして舞台袖でスペトレに小声で囁いた。
「おい…お前が教えたのか…?」
「え…お前じゃないのか…?」
「俺じゃねぇよ…!」
「それじゃあヒントなしでハダカに跨ったことになるだろ…!」
「おいまさか…!」
俺達は遠目にグラトレを眺めたが、結局その日彼と目は合わなかった。
そして舞台袖でスペトレに小声で囁いた。
「おい…お前が教えたのか…?」
「え…お前じゃないのか…?」
「俺じゃねぇよ…!」
「それじゃあヒントなしでハダカに跨ったことになるだろ…!」
「おいまさか…!」
俺達は遠目にグラトレを眺めたが、結局その日彼と目は合わなかった。
11: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:22:25
最低だよ…グラトレ…
12: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:24:42
何やってんだ…
13: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:28:45
どちらかと言うとグラス側が要求した気がする
28: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:47:10
>>13
これを下地に怪文書にしてほしい
スレ俺はよ
これを下地に怪文書にしてほしい
スレ俺はよ
29: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:48:24
>>28
お前が書くんだよ
お前が書くんだよ
30: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:48:57
>>28
これ自体が怪文書だろ
これ自体が怪文書だろ
14: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:29:27
もう終わりだ猫の世代
15: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:30:27
たぶんキングのとこは微笑ましいしエルのとこはいまさらなんだろうな…
23: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:35:13
>>15
じゃあ凱旋門賞でエルに勝ったモンジューは…
じゃあ凱旋門賞でエルに勝ったモンジューは…
16: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:32:05
あの覇王世代の1年上だぞ?
17: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:32:20
グラトレ多分食われたな…
18: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:33:03
セイちゃん横になるから早く乗ってください
20: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:33:40
>>18
ペチペチ
ペチペチ
19: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:33:11
トレーナー同士で伝えなくても…された側が…
21: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:34:21
横になりますねってそういう意味だったんだ…
22: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:34:55
後世トレーナーは積極的に腰を動かしてトントンして尻を叩きまくるトレーナーと最低限ペチペチするトレーナーに分けられた
24: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:39:37
ヒシミーは普段から寝そべってるところをトレーナーにベシベシひっぱたかれてるのでこんな㊙情報は不要なのだ
26: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:41:41
>>24
(起こそうと思ってベシベシ叩いてるのに段々と艶っぽい声出し始めて困惑するミラ子トレーナー)
(起こそうと思ってベシベシ叩いてるのに段々と艶っぽい声出し始めて困惑するミラ子トレーナー)
25: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:39:56
グラスはドマゾデース!!
27: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:44:15
キングはそんなおまじないみたいな事に頼らず真っ向から打ち勝つわって言ってそう
31: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:50:14
近年フランスやドイツでは倫理的な問題があるとして裸でウマ娘を叩くのは規制されてるらしい
32: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:50:58
これ何で叩くかも重要かもしれない
34: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:53:06
グラトレは尻も叩いたし首もグイグイ押したんだろう
35: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:54:09
口にヒモを加えさせてもよし
36: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:54:47
布越しに叩かれてもイマイチだとか直接重みを感じたいとか言い出してだんだん服が減っていったんだろうな…
38: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:54:56
ウマ娘は大体マゾ…ってコト!?
64: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)18:16:31
>>38
種族特性考えれば実質公式と言っていい
種族特性考えれば実質公式と言っていい
40: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:56:52
原作がケツ叩かれてる奴ばかりだからな…
42: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:57:40
まあどんなに気性がやばいやつでも調教できるレベルではあるわけだしな…
43: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:58:40
>>42
調教できないレベルのやつはそもそもレースの場に出れない
調教できないレベルのやつはそもそもレースの場に出れない
45: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)17:59:54
スイープトウショウは調教成り立たなかったことが多かったけどね
65: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)18:17:12
>>45
もしかしてこいつただの天才なんじゃないか?
もしかしてこいつただの天才なんじゃないか?
46: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)18:01:53
黄金時代創生秘話
47: 名無しさん(仮) 2023/10/15(日)18:05:27
>>46
墓まで持っていくしかない
墓まで持っていくしかない