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ウマ娘怪文書

【ウマ娘怪文書】「窓はすべて確認しました。ストーブも問題ありません」「ありがとう、それじゃ閉めようか」すっかり日の落ちたトレーナー室を出ると廊下はひんやりと寒く、窓の外には小雪がちらついています。

 コメント (0)

1: 名無しさん(仮) 2023/12/24(日)19:38:39
「窓はすべて確認しました。ストーブも問題ありません」
「ありがとう、それじゃ閉めようか」
すっかり日の落ちたトレーナー室を出ると廊下はひんやりと寒く、窓の外には小雪がちらついています。
まだパーティーを続ける部屋、普段通り仕事やミーティングに打ち込む部屋、灯りの消えた部屋。
みなが思い思いのクリスマスイブを過ごす横を、二人いつもより少し軽やかな足取りで通り過ぎていきます。
「そういえばドイツのご両親に連絡は? 向こうは……お昼ぐらいかな」
「もちろん。ですが今は……おそらく、それどころではないので」
「あー……それもそうか」
苦笑する私を見てその意味を理解したのか、彼も頭をかいて申し訳なさそうに笑います。
両親にとってクリスマスは家族の時間であり、そして同時に多くの人のための時間でもありました。
2: 名無しさん(仮) 2023/12/24(日)19:39:02
飾り付けされたエントランスを抜けてライトアップされた並木道に出ると、浮足立った空気が冬の寒さで一気に冷やされます。
「うわっ、寒いな」
「最新の予報では今夜から翌朝にかけて更に冷え込むようです」
「そうなると今夜は暖房を落とせないな」
白い息を吐きながら正門までの道のりを並んで歩く。他愛もない会話も、名残惜しむような歩調も、今日だけは普段と違うように感じられます。
やがて電飾と白いモールで飾り付けられた門を通り過ぎる直前に、時計を取り出して時間を確認します。
「どうしたの?」
「いえ、確認をしていたのです」
3: 名無しさん(仮) 2023/12/24(日)19:39:31
「両親に連絡をするなら店の準備が一段落する頃がいいでしょう。朝7時頃……ですので、明日の午後3時には連絡します」
「明日の朝じゃなくていいの? 早起きすれば向こうが寝る前には……」
「そうできればいいのですが……」
言い訳がましく言葉を濁しても、きっと分かった上で訊いている彼も恨めしくて、せめて抗議の気持ちでその腕に身を寄せてそっと呟く声は、自分でも驚くほど熱をもっていました。
「──どうせ、起きられませんので」
今日だけはこの甘えを赦してほしい、そう思いながらいつもと違う家路に心躍らせるのでした。
4: 名無しさん(主) 2023/12/24(日)19:40:46
つまりクリスマスです
11: 名無しさん(仮) 2023/12/24(日)19:52:21
>>1
>灯りの消えた部屋
ねえこれ…
12: 名無しさん(仮) 2023/12/24(日)19:55:12
>>11
帰っただけかもしれないし…
17: 名無しさん(仮) 2023/12/24(日)20:15:45
>>2
>白い息を吐きながら正門までの道のりを並んで歩く。他愛もない会話も、名残惜しむような歩調も、今日だけは普段と違うように
ここで某ポエムを何故か思い出してダメだった
5: 名無しさん(仮) 2023/12/24(日)19:41:23
ダンケダンケするんか!
6: 名無しさん(仮) 2023/12/24(日)19:44:43
ダンケダンケするんか言うとるとちゃうの!?
7: 名無しさん(仮) 2023/12/24(日)19:45:36
何時間するんや!?
8: 名無しさん(仮) 2023/12/24(日)19:49:35


9: 名無しさん(仮) 2023/12/24(日)19:49:47
永遠のようで閃光のような一時や!
10: 名無しさん(仮) 2023/12/24(日)19:50:35
タマ。
13: 名無しさん(仮) 2023/12/24(日)20:01:32
セッするんやな!
14: 名無しさん(仮) 2023/12/24(日)20:02:09
お互い満足しきれなくて長時間延長するんやろ!?
15: 名無しさん(仮) 2023/12/24(日)20:02:54
そらまあこいつらはそういう過ごし方するだろうな…
16: 名無しさん(仮) 2023/12/24(日)20:04:17
一方ファル子は全宇宙クリスマスライブを行っていた
19: 名無しさん(仮) 2023/12/24(日)20:17:37
寝かされないのか…
20: 名無しさん(仮) 2023/12/24(日)20:20:01
イッヒリーベディッヒとか一晩中囁いてるんやろ!
21: 名無しさん(仮) 2023/12/24(日)20:20:30
2人でダンケダンケしてフラッシュするんやろ!?
23: オマケ 2023/12/24(日)20:26:06
「おはようございます、お母さん」
『おはよう、フラッシュ。そちらではもうこんにちは、かしら?……素敵なクリスマスを過ごしているようですね』
通話越しに語る母の顔は連日の忙しさを感じさせないほど、どこか嬉しそうに見えます。
「……はい、とても素晴らしい時間でした」
『ええ、そうでしょう。それとね、フラッシュ』
「?」
母は耳を立てて軽く左右を見渡すと、私と同じ黒髪を指差して優しく言いました。
『もう少しでお父さんも来ますから、その前に可愛い寝癖を直しておきましょうね』
「……っ!」
やはり私はまだまだかなわないと、そう思ったのでした。
24: 名無しさん(仮) 2023/12/24(日)20:32:32
几帳面が崩れるフラッシュはいいものだ


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