1: 名無しさん(仮) 2023/06/10(土)13:44:41
「はーい。トレーナーさん、今日もマッサージの時間ですよ♪」
ソファーに座り、太ももをぽんぽんと叩きながら彼女は誘う。今日こそ止めようと思うけれど、体は彼女に従ってしまう。
「そうそう。ゆっくり力を抜いてくださいね」
いわゆる膝枕の状態。彼女の両手に頭を固定され、これだけで俺は動けなくなってしまうのだ。
「それじゃあ、右の耳からやっていきますね」
彼女は俺の頭を横に倒すと、あらわになった右耳をにぎにぎと指で揉み始める。
「なぁ、ローレル。これってやっぱり……」
「フランス語のお勉強前の準備ですよ。お耳をほぐしたほうがきっとやりやすいですから。それとも……」
彼女はこちらの耳元に顔を寄せる。ふわりと香る甘い香りが、俺の理性を少しずつ溶かしていくような気がした。
「なにか他にいい"言い訳"でも思いつきました?」
「……なんでもないです……」
「ふふっ……いい子ですね。教えがいがあります♪」
彼女の温かい吐息が耳に吹きかけられ、思わず身震いしてしまう。そんな俺を、彼女はいかにも楽しそうに見下ろしていた。
2: 名無しさん(仮) 2023/06/10(土)13:45:04
「さぁ、今日も"お勉強"を頑張りましょうね。頑張った子にはご褒美をあげてもいいですよ」
きっと、どうしたって俺は彼女の言う"ご褒美"を欲してしまうだろう。
どんなにもがこうが、俺はとっくにローレルという底なし沼に堕ちているのだから。
彼女が獲物を前にした蛇のように舌で唇を濡らす音が右耳から脳内へと反響していった。
3: 名無しさん(仮) 2023/06/10(土)13:45:23
蠱惑的なローレルさんが好きなので書きました。
4: 名無しさん(仮) 2023/06/10(土)13:47:46
これじゃサクラサキュバスだよ
5: 名無しさん(仮) 2023/06/10(土)13:48:39
ローレルのちょっと固そうな膝枕いい…
6: 名無しさん(仮) 2023/06/10(土)13:51:49
何故フランス語の勉強を膝枕で...?
7: 名無しさん(仮) 2023/06/10(土)13:52:51
フランス書院🌸
8: 名無しさん(仮) 2023/06/10(土)13:53:36
なんとなくローレルには勝てない気がする
9: 名無しさん(仮) 2023/06/10(土)14:05:12
これが倶楽部の本質
12: 名無しさん(仮) 2023/06/10(土)14:25:05
>>9
バクちゃんやチヨちゃんが
バクちゃんやチヨちゃんが
色っぽい真似出来る訳無いだろ!いい加減にしろ!
13: 名無しさん(仮) 2023/06/10(土)14:30:08
>>12
そうだね
そうだね
>バクちゃんや
………………
10: 名無しさん(仮) 2023/06/10(土)14:05:21
耳かきとローレルのイメージがなぜか似合うんだよな不思議と
11: 名無しさん(仮) 2023/06/10(土)14:19:14
めっちゃいい匂いしそう