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ウマ娘怪文書

【ウマ娘怪文書】トレーナー室。それは私とトレーナーさんが過ごす安らぎの場所。空き教室とは違う、二人だけの場所。そのはずなのに、その日の彼からは部外者の香りがした

 コメント (0)

1: 名無しさん(仮) 2023/08/30(水)01:40:05
トレーナー室。それは私とトレーナーさんが過ごす安らぎの場所。空き教室とは違う、二人だけの場所。そのはずなのに、その日の彼からは部外者の香りがした。「トレーナーさん……やっぱり、薬の匂いがします……なにかタキオンさんに飲まされたりはしていませんか……?」
「え? あぁ、研究のデータが欲しいって言ってたから一本変な色のやつを飲んだけど……でも今のところ、なんともないよ」
「あの人の実験に付き合うのはやめてくださいって言っているじゃないですか……それなのに」
「でも困ってそうだったし……まぁ、彼女のことだから危険ってわけでもないだろうし、いいじゃないか」

そう言って彼はなんでもないように笑った。混じり気のない、善意だけがうかがえる笑顔だ。私はその笑顔を信じて彼と契約を結んだ。しかし、今になってはその笑顔は私に危機感を覚えさせるものになっていた。
つまり、彼はとびきりのお人好しで、誰彼構わずその笑顔を振りまいているのだ。実験にしか興味のないアグネスタキオンならまだいい方で、いつか悪人に利用されてしまうような気がしてならない。

2: 名無しさん(仮) 2023/08/30(水)01:40:28
「タキオンさんに抗議してきます……練習はその後で」
「いや、黙って実験に協力したのは俺なんだし、彼女を責めなくても……」
「アナタのその正直さを見抜いて利用してるんですよ、あの人は……トレーナーさんは、少しくらい人を疑ってください……」トレーナーさんを置いて空き教室……アグネスタキオンの実験室へ向かう途中で考える。もしも彼のその優しさが、私よりも先に他のウマ娘に向いていたのなら。きっと、私たちが出会うことはなかったに違いない。
私は幸運だったのだと思い返す。彼の優しさに触れる事ができて。交わらない世界だってあったはずだ。
でも……やはりあの優しさは危うい。誰にだって取り込まれてしまう。油断していたら、いつ私の側から消えてしまうか……そんな不安が、コーヒーのように黒く私の心に広がっていた。

「失礼します……タキオンさん、抗議、しにきました……」
「おやおや、これはこれは。予測してた時間よりも早いじゃないか」

まるで私の来訪を待っていたかのように挨拶すると、彼女はノートにペンを走らせる。

3: 名無しさん(仮) 2023/08/30(水)01:40:52
「どういう……ことですか」
「なぁに。今回の実験の対象は君のトレーナーではなくて君の方ということだよ。しかし、この早さということは彼の変化を見るよりも早くこちらに……」その瞬間、私は彼女の胸ぐらを掴んでいた。どうしてだろう? 彼を利用された怒り? 彼を汚されそうになったから? 分からない……ワカラナイ。

「何をしたんですか……彼に……」
「待て待て! 彼に投与した薬は体の一部分が発光するだけの効能だ! それも5分もすれば戻る! 実験対象は君だと言っただろう!」

手を離すと、彼女はため息をつくと再びノートに乱雑な字を書き連ねていった。

「まったく、君のそれは一般の親愛から逸脱しているよ……この実験でよく分かった」
「試してたんですか。私と……トレーナーさんの関係を……」
「厳密には君の執着度合い……と言えるね。カフェ、少しばかり彼に依存している自覚はないかい?」
「ハァ……勝手に私たちの関係に踏み入らないでください。それも、彼の純粋さを利用して……とにかく、もうトレーナーさんを利用するのはやめてください。言いたいのはそれだけです……」

4: 名無しさん(仮) 2023/08/30(水)01:41:20
「まぁ待ちたまえよ。これは私なりの警告でもあるんだ。一応、君たちには世話になったからね。特に彼の方に……君のトレーナーは君ほど怪奇現象に耐性がないだろう? それらから彼を守れるのは君だが、それを呼び寄せているのが君の存在であるのも事実だ。君が強い執着を見せるのなら、彼にも好ましくない影響が考えられると……」
「何があっても……あの人のことは私が守るので心配ありません。失礼します……」
「聞く耳を持たない……まったく、警告するなら彼の方にするべきだったか……いや、しかしまたレポートを燃やされでもしたら……」ブツブツと独り言を呟きながら自分の世界に入り込んでいった彼女を置いて、教室を出る。確かに彼女の言う通り、トレーナーさんは最近この世界のものではないものを惹きつけている。きっかけが私であることは間違いないだろう。
けれど……けれど、それの何が悪いのだろう。彼は『お友だち』を始めとする見えない存在と関わることをむしろ望んでいるようだし、本当に危険な存在からは私が守ればいい話だ。いや、守らなくては……

5: 名無しさん(仮) 2023/08/30(水)01:41:48
ふと、『お友だち』が私に語りかけた気がした。「ハヤクモドレ」……そう言って、『お友だち』はトレーナー室へ向かって走り出していた。嫌な予感が頭によぎり、私も全速力で廊下を駆ける。
トレーナー室の扉を開けると、ただならぬ瘴気が部屋から漏れ出る。トレーナーさんはソファーでぐったりと横たわり、床には血の跡にも見える小さな足跡。
急いでトレーナーさんに駆け寄り、手を握る。よかった、暖かい。私の手の中で、彼の体に血が巡っているのを確かに感じて一安心する。「トレーナーさん! 目を……目を覚ましてください」
「う、うぅん……あ、カフェ。さっき小さな女の子が来てたんだ。一緒に遊びたいって言ってたから、二人でかくれんぼしてて……」
「どうやら、厄介なモノに出会ってしまったようですね。放っておくか私に相談してくれればよかったのに……」
「でもさ、とっても寂しそうだったんだよその子。だからさ……あぅ、頭痛い……」
「無理して喋らないでください……今日はもう……ゆっくりしていましょう。私が……隣りにいますから」

6: 名無しさん(仮) 2023/08/30(水)01:42:22
彼の頭を撫でながら、トレーナー室を見回す。荒れたような様子はない。ただ、真っ赤な足跡と手形がそこらにいくつも残されていた。
おそらく、急いで駆けつけなければトレーナーさんは「あちら側」に連れて行かれていたに違いない。「今夜は……私と一緒に過ごしましょう。アナタを連れて行こうとした存在はきっとすぐにまた来ます。次は確実に縁を切っておかないと……」

そうだ。場所も変えたほうが良いだろう。以前の怪異と違い、今回のそれは強力だ。なるべく、トレーナーさんとの接点を減らしていくべきだろう。

「行きましょう……トレーナーさんの家へ……大丈夫。必ず守りますから」

どこか上の空のような、ぼやっとしたトレーナーさんをなんとか家まで連れて行く。学園の方へは連絡を入れたし、事情についてもある程度理解を得ている。あとはどうやって彼を守りきるかである。

「トレーナーさん、大丈夫ですか?」
「うーん……なんか頭がボーッとする。カフェ……カフェはひんやりしてて気持ちいいね」

7: 名無しさん(仮) 2023/08/30(水)01:42:45
トレーナーさんはまだ寝ぼけたような様子で私に抱きつく。……トレーナーさんがこんな状態になっていることは好ましくないはずなのに。早くもとに戻ってもらわなくてはいけないのに。
だけど、もう少し……いや、いつまでこうしていたって構わないと思ってしまうような……
「カオ、キモチワルイゾ」……どこからか、そう言われたような気がした。失礼な。
冷蔵庫にあったゼリー飲料を二人で食べ簡単な食事代わりにし、風呂も終えてトレーナーさんと過ごす。
風呂に入る直前に彼の意識が完全に戻ってしまったことは残念だったが、まぁ仕方がないだろう。お互いが入ってる間は脱衣所で待つという妥協……もとい対策で何事もなく必要最低限の生活のルーティンは終えられた。
そうして彼と寝室で語らいながら"その時"を待っていると、突然インターホンが家中に鳴り響く。それも、異常なほど短い間隔で、何度も何度も。「……来ましたね。どうしますか? トレーナーさん」
「どうするって……カフェに任せるよ」

8: 名無しさん(仮) 2023/08/30(水)01:44:11
頭によぎるのは、以前学園で彼が魅入られていた時に提示した二択。強硬策か、二人で嵐が過ぎ去るのをただ待つか。彼のことを思うのなら、今すぐケリをつけるべきなようにも思える。……が。「トレーナーさん……あの相手……少女の形をしていた"ソレ"が心配……なんですよね?」
「うん。きっと悪い子ではないと思うから」
「それなら、"ソレ"が飽きるまで待ちましょう。ほら、もっと私の近くに……でないと、危険です……」

彼の手を引いてベッドの上で抱き寄せる。なんだ、誰よりも彼の優しさに漬け込んでいるのは私じゃないか。でも、それも仕方がないだろう。早い者勝ちだ。私のモノなのだ。真っ白な彼を染めてしまう権利を持っているのは、私だけなのだ。

「カフェ……こんなに近づかなくても」
「今回の相手は……かなり強いです。こうしないと、アナタを守りきれないかもしれません……」

あぁ、アナタに伝わっているだろうか。この早まる鼓動。緊張でも焦りでもなく、ただアナタを独占しているという高揚で高鳴っている私の心臓が。

9: 名無しさん(仮) 2023/08/30(水)01:44:31
「私の体温と……私の声だけを感じてください。今夜はこのまま……私だけを……」腕の力を強める。彼がもっと私に沈み込む。少しいたずらしたくなって、彼の耳に吐息をかける。彼は一瞬、大きく体を震わせるとこちらを不満と不安の混じった目で見つめる。可愛い。
インターホンの音が大きくなる。家の中で様々なものが音を立てる。彼はより一層怯えたように私の手を握る。

「大丈夫。私だけを感じていれば……すぐに終わりますから……」

どれほどの時間が経っただろう。トレーナーさんは私に抱かれていることに安心したのか、いつしか眠っていた。家の騒音は止む気配がない。諦めの悪いヤツである。

「いい加減に帰ってください……この人は、アナタのものにはなりません……絶対に」

それから数分、やっと諦めたのか、鳴り響いていた音はすべて止み、部屋には静寂と私たちだけが残された。
それからすぐに、朝が来た。すずめの鳴き声が窓の外から聞こえる。トレーナーさんはすやすやと眠ったままだ。

10: 名無しさん(仮) 2023/08/30(水)01:44:45
「トレーナーさん……トレーナーさん……もう大丈夫です。安心してください」
「んぁ……カフェ。おはよー……」
「どうやらトレーナーさんは悪いものを惹き寄せる体質のようです。なので……しばらくは私がずっと側にいようかと……今日のように、アナタを守りますから……」
「えー……いいのかなぁ……うーん……」まだまだ眠そうな彼はそう言うと再び目を閉じた。とにかく、宣言してしまえばこっちのものだ。彼は断れない。そういう人間なのだ。

「ふふっ……いつか、私と同じように……影でアナタを染めてしまいたい……なんて、そう思わせてしまうほど純粋で優しすぎるアナタが……悪いんですよ」

窓から注ぐ朝日を遮るように、私の長い髪がトレーナーさんの顔を覆った。

11: 名無しさん(仮) 2023/08/30(水)01:45:58
ようやっと引換券でカフェをゲットできたので書きました
公式の霊を耐え忍ぶ時にお手々を握るイベント、いいよね……
12: 名無しさん(仮) 2023/08/30(水)01:55:28
トレーナーと2人きりで一晩明かすイベントがある子だからなカフェは
13: 名無しさん(仮) 2023/08/30(水)01:55:44
推せる〜
14: 名無しさん(仮) 2023/08/30(水)02:02:48
実際カフェトレはカフェが守らないとなんか簡単に連れていかれそうな気がする
キャラストもそうだし保健室の無茶は厳禁の下選択も確か連れて行こうとする奴が来てカフェが疲労困憊しながら何とか撃退する感じだったような
16: 名無しさん(仮) 2023/08/30(水)02:06:53
>>14
いつの間にか電車に乗っているとか割と頻繁にあちら側へ連れ去られかけてるなこのトレーナー…
17: 名無しさん(仮) 2023/08/30(水)02:10:52
カフェが執着するほどにあちら側に引き寄せられるお人好しか…
これ最後あっち側に引きずり込まれるしかないやつでは?
18: 名無しさん(仮) 2023/08/30(水)02:12:19
独占欲強めなカフェ好き
20: 名無しさん(仮) 2023/08/30(水)02:25:09
>>18
今までもこれからも理解されなくても構わないと思ってた子に与えるには理解者はとんでもない劇薬である…
19: 名無しさん(仮) 2023/08/30(水)02:13:13
新シナリオでも凱旋門にカフェが勝つと怪異に遭遇するマン…
まぁこれに関してはそこまで命の危機ではないが
22: 名無しさん(仮) 2023/08/30(水)04:10:05
>>19
お友達共が喜びすぎる…
21: 名無しさん(仮) 2023/08/30(水)02:28:55
ペカー
23: 名無しさん(仮) 2023/08/30(水)05:00:06
綺麗な怪文書で良かった
いつものコーヒーの方かと
24: 名無しさん(仮) 2023/08/30(水)06:29:00
綺麗だけどある意味濃いよ…

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