相互RSS

大原みちる「ス食うライド」
【SS】葵「吟子部長のおっ〇いはマイ〇ちゃんに悪影響です...
【SS】絵里「プリーズ・シー・ブリーズ」
とうとう鬼滅の刃描いてって言い出したわ
ロージークロニクルの個別が売れてなさすぎる
世界で多発する中国系サイバー犯罪、中国だけ被害が少ない意...
Switchに45.8GBの大容量美少女プラモデルADV...
【バーテックスフォース】 S.H.Figuarts「東道...
海外「俺たちはパニックだったのに!」 日本の一般の人々の...
【画像】スケスケ藤井由依アナ ブラまで透けてしまう!!【...
おじがギャルを拾って家に持ち帰ったら………
タイムズカー情報流出、被害者が集団訴訟へ…「見舞金低額過...
【ガンプラ】 会社の先輩にただでもらったんだけど水星の魔...
新サポカのマヤの投げキッス可愛いね
【ドラクエウォーク】雨のウォークデイ、ビンゴや宿屋巡りは...
「爆上戦隊ブンブンジャー」、バクアゲといいつつすごいしっ...
【ドラクエウォーク】ときどきまもの25匹はどこで狩る?バ...
李大統領が引用した「韓国の軍事力世界5位」というサイト、...
【阪神】工藤泰成が秋季キャンプで量より質へ 57試合登板...
【画像】スカート女子さん、しゃがんだ時に見えるパ○チラw...
【画像】 フリーレン様、太い弟子の行く末を案じ老ける
【ひぐらしのなく頃に 卒】第1話 感想 優しくしてはいけ...
日本「PHP騒動!」中国「全世界攻撃!」中国政府系ハッカ...
4.5万人フォロワーの女性アイドルさん(20)、ファンと...
ワオくんのゆで太郎朝定食550円、限界突破wwwwww
【朗報】松木玖生、ウエストハムとの上位対決で今季3ゴール...
【ナイトレイン】 壷おじ最後悪いことしてないのに土下座し...
★【ワートリ】読み返してて思ったんだが、ガンダムはスコー...
J2藤枝対徳島戦、J1神戸対町田でハンドめぐるジャッジが...
習近平がハマった泥沼…中国政府の借金はついに2400兆円...
【悲報】中日・川越誠司に戦力外通告
【画像】ほぼ下着の写真集出す女性声優w
【悲報】時のオカリナリメイク、足音がうるさすぎる
人妻「きゃ!だ、だめよ…っ!せめてシャワーだけでも………...
【画像】パ冫ツを盗まれたJKさん、事件が解決してパ冫ツを...
配信者「もちまる日記」大炎上!撮り溜めた映像なくなる?動...
【怖すぎ】お前らが知ってる「ゾッとする都市伝説」を教えて...
園ママ「えっ?娘さんの名前『かさね』なの?怪談好き?」私...
【悲報】女優の山口智子(61)さん、ガチで別人すぎる
【画像】フィンランド美女さん、全裸の混浴サウナがHすぎる...
2026.10.25-15:17:02(46/40)

ウマ娘怪文書

【ウマ娘怪文書】生徒たちが山にチョコを置いてゆく様は、できるだけ高く積んでいく遊びのようで少しだけ笑ってしまったが、下手をすれば転んでしまいそうなほど手いっぱい抱えたシービーを見ているとそう悠長なことも言っていられない

 コメント (0)

1: 名無しさん(仮) 2023/02/19(日)01:32:32
机の上の一角に、底の見えないほどの茶色い山。食べられるかどうかということは別にして、物珍しい景色として眺める分には興味深いものがあるが、おそらくこの大部分がいわゆる本命で、きっと彼女は数日かけてこれをひとつひとつ食べていくのだろうと考えるとおちおち嫉妬もできない。
「ありがと、流石に持ちきれるか怪しかったから」
「すごいな、何となくわかってたけど」
特に何をするでもなく、昼下がりの眠気に身を任せて呆としながら廊下を歩いていても、チョコの山を両手に抱えて取り落としそうになっている彼女は見逃し様がなかった。それでもお構いなしに生徒たちがその山の上に自分の分のチョコを置いてゆく様は、何か積み木を崩さないようにできるだけ高く積んでいく遊びのようで少しだけ笑ってしまったが、下手をすれば転んでしまいそうなほど手いっぱいのチョコを抱えたシービーを見ているとそう悠長なことも言っていられないと、急いでその山を半分ほど引き受けてトレーナー室に戻ってきた。
1676737952534
2: 名無しさん(仮) 2023/02/19(日)01:32:54
「もー、笑わないでよ。
大変なんだよ?嬉しいけどさ」
「だろうな。毎年こんな感じか?」
「うん。もしかしたらいつもより多いかも」
ひとまずはと置いたチョコの山をふたりで整頓しながら、彼女は手で凡その目見当を付けて呟いた。
「食べられそうか?」
「食べられそう、っていうか。食べてもいいの?」
「え?シービーにくれたチョコだろ?」
「うん。そうだけど。
いつもはゆっくり食べてるんだけどさ。あるじゃん、体重管理とか」
「あー…確かに」
去年は誰とも契約していなかったのでそれほど厳格に気にしてはいなかったのだろうが、栄養の観点から言えば流石にこの量の糖分はよろしくない。とはいえ、チョコの中には如何にも高級そうなものや手の込んでいそうなものもいくつかある。
「手伝ってくれると嬉しいんだけどな」
「俺が手付けちゃったら悪いだろ」
「でも、残しちゃうほうがやだな」
3: 名無しさん(仮) 2023/02/19(日)01:33:20
彼女の言うことに頭の半分では納得しつつも、残りの半分はやはり受け取る手を制止してくる。
「じゃあ、半分こしよ。アタシも一緒に食べるから。それならいいでしょ?」
見かねた彼女が出してくれた助け舟に乗せてもらって、漸く大量のチョコレートに手を付けることができた。
4: 名無しさん(仮) 2023/02/19(日)01:33:37
「好きなの取っていいよ。半分残してくれたら、後で食べるから」
「ああ。…じゃあ、いただきます」
初めは少し躊躇いながら口に運んでいたチョコレートも、一口目が舌で融けるころには彼女と一緒にその味に舌鼓を打っていた。
「あ、これおいしい」
「ん?苺入ってるのか。
ん、こっちはりんごだ」
「いいじゃん。アタシの好きなの入れてくれたんだ、フルーツ入ってるやつ。
食べてみる?こっちのも」
自分の手の中にあるものと同じように半分に割ったチョコの片割れを、彼女はこちらに差し出してきた。
「あ、じゃあもらおうかな」
彼女の指先にあるそれを同じようにつまんで受け取ろうとした指はしかし、ひょいと引っ込められた彼女の手を捉えられずにあっけなく空を切った。もう一度彼女の指先からチョコを掠めようとしても、今度は手を後ろに回されて届かないところに隠されてしまう。
「こら」
「あーんじゃないと食べさせてあげない」
軽くたしなめるようなこちらの口調さえも楽しむように、彼女は悪戯っぽい微笑みを浮かべていた。
5: 名無しさん(仮) 2023/02/19(日)01:34:02
彼女の手の中にあるチョコをなんとか取ってみようと、暫く無謀な格闘を繰り返す。いつしか彼女からチョコを手に入れることよりも、彼女と戯れることが目的になってしまっていることにお互いに気づいてしまって、示し合わせたように笑い出した。
「…ふふっ、あははは」
「はは、笑うなよ。
やんなきゃだめか?一応大人のつもりだからさ、結構恥ずかしいんだけど」
お情けを期待してみたけれど、彼女はどうやら気を変えてはくれないらしい。彼女の笑顔は、相変わらず楽しそうなままだったから。
「だめ」
「なんでさ」
「アタシが楽しいから」
6: 名無しさん(仮) 2023/02/19(日)01:34:34
「じゃあ、しょうがないな」
仕方ない。彼女が楽しんでいるのなら、それを邪魔することは誰にもできないのだから。
何より、他ならぬ自分が、そんな彼女との時間を楽しんでいるのだから。
7: 名無しさん(仮) 2023/02/19(日)01:34:51
「あ、それおいしそう」
初めに何となく二つに分けた山は、すっかりどちらがどちらともわからなくなっていた。目を引いたものがあれば、お互いにお互いの場所から取っていくようになっていたが、どうやら今手の中にあるチョコレートは、彼女のお気に召したらしい。
「これか?
ほら、そっちで食べたら?」
腹の加減もそろそろ潮時を迎え始めたのを感じて、半分に割ることなく包み紙を剥いて彼女に渡そうとする。受け取ったのを確認して引っ込めようとした手は、彼女のもう片方の手で遮られた。
「手出して」
「ん?」
「まず、はい。きみにあげる。
そのまま、またアタシにちょうだい?」
自分と彼女の間を行って戻ってきたチョコレートと、穏やかに微笑む彼女の顔を交互に見やる。
「なんでわざわざ?」
「きみに食べさせてもらったほうがおいしそうだから」
覗き込むように顔を近づけてそう口にする彼女の瞳は、今にも弾けそうなくらいに眩い光で輝いていた。
8: 名無しさん(仮) 2023/02/19(日)01:35:08
ああ、またやられた。気後れするように下げた指の些細な動きも、彼女は目敏く見逃してくれない。
「ふふ、だーめ。
ちゃんとあーんしてくれなきゃ食べてあげない」
観念して彼女の口の前にチョコを差し出すと、彼女はさっきよりもずっと美味しいとでも言うように、ぺろりと一口でそれを飲み込んだ。少し硬いチョコと対を成すように、一瞬だけ触れた彼女の唇の柔らかさはやたらに印象に残り続けた。
「あ、もったいない」
少し残っていた粉を舐め取るように、彼女の舌が指先を掠める。
「やっぱり、甘いね」
知らない、けれど心地よい感触を続け様に伝えられて、指先から感覚が融けて無くなってしまうのではないか、と思った。
9: 名無しさん(仮) 2023/02/19(日)01:35:35
「もう腹いっぱいか?」
「うん。一年分チョコ食べた」
今日は一日中、彼女に振り回されっ放しだった。もうすっかりセーフティリードを取られてしまって、今更追い込んでも取り返しはつくまいが。
それでも、渡すべきものはしっかり渡しておかないと。
「一応、用意してみたんだけど。
慣れないことはするもんじゃないな。こんなに貰ってるとは思わなくて」

チョコには食傷気味になっている彼女に嫌な顔をされても文句は言えないと思ったが、やはり彼女は自分などの想像は軽く越えていく人間なのだろう。
彼女は初めに、少し驚いたような顔をした。けれどすぐに、またいつものような微笑みを浮かべて、こちらに振り向いた。
「食べたい」
「大丈夫か?」
「じゃあ、また半分にしよ」

10: 名無しさん(仮) 2023/02/19(日)01:36:01
一度味見をしているはずなのに、彼女と食べると不思議と新鮮な味わいに思える。
彼女の為せる不思議のひとつなのだろうが、なぜなのだろうと考えを巡らすような無粋な真似は止めた。

「はんぶんこできたらいいな。
思い出も、きみと一緒にさ」

彼女とともに過ごす時間を味わうのに、夢中になっていたかった。
口の中で融けてゆくチョコレートのように、甘くて幸せなひとときを。

11: s 2023/02/19(日)01:37:19
俺は贅沢野郎
最高に顔がいいおもしれー女と甘くて苦い思い出を分け合いたい
12: 名無しさん(仮) 2023/02/19(日)01:39:19
シービーとはちょっと歯の浮くような会話がちょうどいい
13: 名無しさん(仮) 2023/02/19(日)01:42:04
もらい慣れてるけどあげるのはそんなに経験ないんだよね
ちょっとだけ形の崩れたチョコを少し恥ずかしそうに渡してきてほしい
14: 名無しさん(仮) 2023/02/19(日)01:43:46
あげたやつ目の前で食べておいしいって言ってもらえるだけで幸せになれそう
15: 名無しさん(仮) 2023/02/19(日)01:46:43
1年目は食べかけのを分けてくれる
2年目はちゃんと買ってきてくれる
3年目はちょっと不格好なチョコを手づくりしてくれる
18: 名無しさん(仮) 2023/02/19(日)01:57:53
そのうち何も言わずにトレーナーがつまんでるチョコをぱくっと食べに来る
19: 名無しさん(仮) 2023/02/19(日)02:02:13
膝の上に頭のっけてきてあーんして食べさせてもらうの待ってたりするんでしょう
そういうのわかっちゃう

-ウマ娘怪文書
-,