1: 名無しさん(仮) 2025/01/30(木)19:57:41 0
率直に言えばワクワクが勝ってしまったのだ
ドリームトロフィー改
視たくないバレンタインを体験させる夢の器
自らのトレーナーが自分以外からチョコを貰う
そんな光景に耐性を付ける為に作られた装置に少女は揚々と乗り込む
人当たりも顔も良い専属トレーナーがモテるのは知っている
それ自体は嬉しいもののマヤノトップガンは恋に恋する少女である
どうしてもヤキモチは感じてしまうのだ
だからこそこれは必要だと、それが大人のオンナへの一歩だと
自分を言い聞かせつつも彼女の直感が出力を下げるべきと告げていた
だが出力の問題ではなかった
「ドリームトロフィー改の悪辣さはあり得る可能性の具現だ」
自らの体験に関する詳細に関しては意地でも公表しなかったものの
アグネスタキオンはそうレポートに記していた
だからこそ試したウマ娘は戸惑い、心にしこりを遺すのだ。二度と試すものか、と
ドリームトロフィー改
視たくないバレンタインを体験させる夢の器
自らのトレーナーが自分以外からチョコを貰う
そんな光景に耐性を付ける為に作られた装置に少女は揚々と乗り込む
人当たりも顔も良い専属トレーナーがモテるのは知っている
それ自体は嬉しいもののマヤノトップガンは恋に恋する少女である
どうしてもヤキモチは感じてしまうのだ
だからこそこれは必要だと、それが大人のオンナへの一歩だと
自分を言い聞かせつつも彼女の直感が出力を下げるべきと告げていた
だが出力の問題ではなかった
「ドリームトロフィー改の悪辣さはあり得る可能性の具現だ」
自らの体験に関する詳細に関しては意地でも公表しなかったものの
アグネスタキオンはそうレポートに記していた
だからこそ試したウマ娘は戸惑い、心にしこりを遺すのだ。二度と試すものか、と
2: 名無しさん(仮) 2025/01/30(木)19:58:06 0
マヤノトップガンは早朝のトレーナー棟に佇んでいた
見慣れた、しかし懐かしくもある光景
長髪を靡かせながら進めば人通りは少ないものの
彼女を見かけた生徒達が遠巻きに羨望の眼差しを向けてくるのを感じる
「やっほー☆ トレーナーちゃん、いる?」
「お?マヤノじゃないか久しぶりだな。どうしたんだこんな朝早くから」
驚いた様子で振り向き立ち上がるトレーナー
少し疲れは見えるもののマヤノの卒業当時とその様子は変わらない
相変わらず格好良い大人の男性
彼が少し小さく見えるのはむしろ彼女の背が大きく伸びたからだろう
「またまた。今日が何の日かちゃんと分かってるでしょ!はいこれ!」
「ああ悪いな毎年毎年…」
そう言ってはにかみながらチョコの包みを手に取ったトレーナーが
既に山積みになったチョコの山にマヤノのそれを加える
「わ、大人気じゃん。なんか年ごとに増えてない?」
見慣れた、しかし懐かしくもある光景
長髪を靡かせながら進めば人通りは少ないものの
彼女を見かけた生徒達が遠巻きに羨望の眼差しを向けてくるのを感じる
「やっほー☆ トレーナーちゃん、いる?」
「お?マヤノじゃないか久しぶりだな。どうしたんだこんな朝早くから」
驚いた様子で振り向き立ち上がるトレーナー
少し疲れは見えるもののマヤノの卒業当時とその様子は変わらない
相変わらず格好良い大人の男性
彼が少し小さく見えるのはむしろ彼女の背が大きく伸びたからだろう
「またまた。今日が何の日かちゃんと分かってるでしょ!はいこれ!」
「ああ悪いな毎年毎年…」
そう言ってはにかみながらチョコの包みを手に取ったトレーナーが
既に山積みになったチョコの山にマヤノのそれを加える
「わ、大人気じゃん。なんか年ごとに増えてない?」
3: 名無しさん(仮) 2025/01/30(木)19:58:17 0
「あー…そうかもしれん。ほら去年からチームを見るようになったろ?
そしたら今年なんか前の日の晩から貼り込まれてな」
「トレーナーちゃんモテモテじゃん!」
「ハハハ。良いんだか悪いんだか。それこそマヤノのアタックを思い出すよ」
「今年も有望株が集まってるんだね、良い事じゃん」
「とはいえ流石にちょっと気疲れがな…歳かな?」
「えー?そこまで言う程老けてないでしょ!もう!」
より広い世界を見てみたい、というマヤノの申し出をトレーナーは拒まなかった
トレセン学園を卒業した彼女は大学へと進学し
トレーナーもまた自らの夢であったチームトレーナーへと昇進を果たし
それぞれ別の空を駆けている際中である
「まあチョコもこれだけあるし食って頑張るか
けどマヤノも本当に大きくなったな」
「そうかな?エヘヘどう?マヤ大人のオンナになれてるかな?」
「ああ。バッチリな」
そしたら今年なんか前の日の晩から貼り込まれてな」
「トレーナーちゃんモテモテじゃん!」
「ハハハ。良いんだか悪いんだか。それこそマヤノのアタックを思い出すよ」
「今年も有望株が集まってるんだね、良い事じゃん」
「とはいえ流石にちょっと気疲れがな…歳かな?」
「えー?そこまで言う程老けてないでしょ!もう!」
より広い世界を見てみたい、というマヤノの申し出をトレーナーは拒まなかった
トレセン学園を卒業した彼女は大学へと進学し
トレーナーもまた自らの夢であったチームトレーナーへと昇進を果たし
それぞれ別の空を駆けている際中である
「まあチョコもこれだけあるし食って頑張るか
けどマヤノも本当に大きくなったな」
「そうかな?エヘヘどう?マヤ大人のオンナになれてるかな?」
「ああ。バッチリな」
4: 名無しさん(仮) 2025/01/30(木)19:58:30 0
彼の言葉と笑顔にワッと熱い物が胸に込み上げる
そして深呼吸し、マヤノは切り出した
「ね、トレーナーちゃん。トレーナーちゃんはマヤの事好き?」
「ああ、勿論」
現役中も、そして卒業後も幾度も繰り返した質問と答え
「だよね。知ってる」
そう、知っている。マヤノトップガンは知っている。彼の言葉に嘘は無い
だがそれは異性としての愛情ではなく指導者としての親愛なのだと
それを理解して受け止められる大人のオンナにマヤノは成長していた
「マヤもね、初めて好きになったのがトレーナーちゃんで良かった」
少し目尻にじわりと来るものを感じながらもニッと笑ってみせる
寂しさはあった。だがけしてそれだけではなかった
「じゃ、また来るね」
「あれもう行くのか?良かったら後輩達にアドバイスとか貰えたら」
「やーねトレーナーちゃん。それこそこんな日に邪魔しちゃ野暮ってもんでしょ?」
そして深呼吸し、マヤノは切り出した
「ね、トレーナーちゃん。トレーナーちゃんはマヤの事好き?」
「ああ、勿論」
現役中も、そして卒業後も幾度も繰り返した質問と答え
「だよね。知ってる」
そう、知っている。マヤノトップガンは知っている。彼の言葉に嘘は無い
だがそれは異性としての愛情ではなく指導者としての親愛なのだと
それを理解して受け止められる大人のオンナにマヤノは成長していた
「マヤもね、初めて好きになったのがトレーナーちゃんで良かった」
少し目尻にじわりと来るものを感じながらもニッと笑ってみせる
寂しさはあった。だがけしてそれだけではなかった
「じゃ、また来るね」
「あれもう行くのか?良かったら後輩達にアドバイスとか貰えたら」
「やーねトレーナーちゃん。それこそこんな日に邪魔しちゃ野暮ってもんでしょ?」
5: 名無しさん(仮) 2025/01/30(木)19:58:49 0
長居をすれば未練が出来るかもしれない
だからこそひらひらと手をはためかせて彼女はトレーナーから離陸する
「そっか。じゃあな、マヤノ」
「…うん。また」
だからこそひらひらと手をはためかせて彼女はトレーナーから離陸する
「そっか。じゃあな、マヤノ」
「…うん。また」
6: 名無しさん(仮) 2025/01/30(木)19:58:59 0
そしてマヤノはそっと目を覚ました
暫く無言で天井を見つめ、のそのそとトロフィーの外へとはい出る
這い出た所で力が抜けたのか、くたりとその場にへたり込んだ
マヤノトップガンはその聡明さから知っていた
これはトロフィーが見せた幻であり現実ではないのだと
マヤノトップガンはその聡明さから気づいていた
ショックではあるものの、ネイチャやテイオーから既に警告を受けたにも関わらず
ドリームトロフィーを試そうとした自分が悪いのだと
マヤノトップガンはその聡明さから理解した
自分の向ける好意に対しトレーナーは真摯に向き合ってくれている
だがトロフィーが見せたようにそれはあくまで指導者として
大人の男性としての対応の可能性があるのだと
マヤノトップガンはその聡明さから分かってしまった
子供の自分ならけして割り切れない感情を大人になると制御できるかもしれないと
だからこそトロフィーの見せた可能性に対し癇癪を起し否定する事もできなかった
暫く無言で天井を見つめ、のそのそとトロフィーの外へとはい出る
這い出た所で力が抜けたのか、くたりとその場にへたり込んだ
マヤノトップガンはその聡明さから知っていた
これはトロフィーが見せた幻であり現実ではないのだと
マヤノトップガンはその聡明さから気づいていた
ショックではあるものの、ネイチャやテイオーから既に警告を受けたにも関わらず
ドリームトロフィーを試そうとした自分が悪いのだと
マヤノトップガンはその聡明さから理解した
自分の向ける好意に対しトレーナーは真摯に向き合ってくれている
だがトロフィーが見せたようにそれはあくまで指導者として
大人の男性としての対応の可能性があるのだと
マヤノトップガンはその聡明さから分かってしまった
子供の自分ならけして割り切れない感情を大人になると制御できるかもしれないと
だからこそトロフィーの見せた可能性に対し癇癪を起し否定する事もできなかった
7: 終 2025/01/30(木)19:59:16
「マヤ、わかっちゃった」
大人になるという事はけして良い事ばかりでもないと
ゆっくりと身を起こし、地に足を付けてふらふらと歩みだす
その足取りは現在を歩んでいる事を
未だ発展途上な子供である事をどこか噛みしめているようにも見えた。
大人になるという事はけして良い事ばかりでもないと
ゆっくりと身を起こし、地に足を付けてふらふらと歩みだす
その足取りは現在を歩んでいる事を
未だ発展途上な子供である事をどこか噛みしめているようにも見えた。
9: 名無しさん(仮) 2025/01/30(木)20:00:21 0
破壊しろこんなもん
16: 名無しさん(仮) 2025/01/30(木)20:17:19 0
>>9
もうちょっと様子を見よう
もうちょっと様子を見よう
10: 名無しさん(仮) 2025/01/30(木)20:01:27 0
つまり…今のうちにモノにしろってことだろ?
12: 名無しさん(仮) 2025/01/30(木)20:04:36 0
なんかこのまま変に良い子になって諦めそうだな…
13: 名無しさん(仮) 2025/01/30(木)20:05:35 0
直感で答えを理解出来る子に見せちゃダメだって!
14: 名無しさん(仮) 2025/01/30(木)20:05:45 0
なまじ理解力があるだけに割り切れてしまった自分を見せるのが一番ダメージが大きいとバレてしまった
15: 名無しさん(仮) 2025/01/30(木)20:09:42 0
若いうちから物分かりいい人生はなかなか辛いぞ…
17: 名無しさん(仮) 2025/01/30(木)20:23:33 0
生徒の自主使用!
ヨシ!
ヨシ!
19: 名無しさん(仮) 2025/01/30(木)20:25:59 0
どうしてこんなもの作ってしまったんですか
どうして…
どうして…
20: 名無しさん(仮) 2025/01/30(木)20:26:32 0
バレンタインが近づいてきたからな
21: 名無しさん(仮) 2025/01/30(木)20:48:05 0
ゴルシを完全に撃破した逸品だからな…
>破壊しろこんなもん
>破壊しろこんなもん
22: 名無しさん(仮) 2025/01/30(木)20:52:18 0
ゴルシに効く=バリア無効だからな…
きっとタキオンもろくでもない光景見てる
きっとタキオンもろくでもない光景見てる
23: 名無しさん(仮) 2025/01/30(木)20:54:46 0
タキオンだと純粋にチョコ渡したのに盛ってるんでしょ?こういう日にそう言うのは…ってガチ拒否されたりとか
>破壊しろこんなもん
>破壊しろこんなもん



