1: 名無しさん(仮) 2024/11/28(木)22:53:49
「お帰りなさいませご主人様っ!」
「表情が固いわよ、シーザリオさん!Show you an example!お帰りなさいませ、ご主人様!」
《ハート・メサイアチーム、3点》
「あわわ、点を取られちゃった!よーし、私も……おかえりなしゃまへぇっ…!痛ぁい…噛んじゃったぁ…」
《チーム・アスケラ、加点無し》
「そんなぁ!」
現在、チーム・アスケラのトレーナーの前にはメイド姿に扮する4人のウマ娘達が並んでいた。2人は教え子のラインクラフト、シーザリオ。もう2人はその学友であるデアリングハート、エアメサイア。事の発端は数分前。今年の聖蹄祭、ラインクラフト達のクラスではメイド喫茶をやることになったのだが、トレーナーにメイド服姿を見せに来たラインクラフトとシーザリオを追ってデアリングハート達が乱入。アスケラ2人とどちらがメイドとしての振る舞いを完璧にこなせるかという勝負を持ち掛けて来たのだ。
「Hey、メサイア!貴方もアピールよ!」
「えぇと…お帰りなさいませ、ご主人様…?」
《ハート・メサイアチーム、加点無し》
「表情が固いわよ、シーザリオさん!Show you an example!お帰りなさいませ、ご主人様!」
《ハート・メサイアチーム、3点》
「あわわ、点を取られちゃった!よーし、私も……おかえりなしゃまへぇっ…!痛ぁい…噛んじゃったぁ…」
《チーム・アスケラ、加点無し》
「そんなぁ!」
現在、チーム・アスケラのトレーナーの前にはメイド姿に扮する4人のウマ娘達が並んでいた。2人は教え子のラインクラフト、シーザリオ。もう2人はその学友であるデアリングハート、エアメサイア。事の発端は数分前。今年の聖蹄祭、ラインクラフト達のクラスではメイド喫茶をやることになったのだが、トレーナーにメイド服姿を見せに来たラインクラフトとシーザリオを追ってデアリングハート達が乱入。アスケラ2人とどちらがメイドとしての振る舞いを完璧にこなせるかという勝負を持ち掛けて来たのだ。
「Hey、メサイア!貴方もアピールよ!」
「えぇと…お帰りなさいませ、ご主人様…?」
《ハート・メサイアチーム、加点無し》
2: 名無しさん(仮) 2024/11/28(木)22:54:29
「そんな自信なさげなメイドさんじゃご主人様も萌えないわよ!One more!もう一回見本を見せてあげる!お帰りなさいませ、ご主人様!」
《ハート・メサイアチーム、3点》
「Yeah!まだまだいくわよー!」
《いつかの夏合宿を思い出すな…》
盛り上がる4人を見てそう独り言ちたのも束の間、ふと隣に圧を感じた。
「…ふぅん、ああいうのが好きなのね」
圧の主はキングヘイロー。彼の最初の愛バにして無二のパートナー。嫉妬深いのが玉に瑕。
《…何が?》
「何が?じゃないわよ。じっと見とれちゃって。このままだとアスケラの負けは確定ね」
《この流れは…》
「いいわ、なら見せてあげる。一番萌えるメイドは誰なのかを!!」
そう言うとキングはジャージを脱ぎ捨てメイド服姿に早着替え。4人の中に飛び込んでいった。しかも…
「…!?またなの貴方!?しかもスカートの丈が…!丈がハレンチよ!?」
キングの用意したメイド服は4人のそれと比べてもスカートの丈が短いいわゆるミニスカタイプであった。
「メイドは萌えさせるだけじゃない。如何にご主人様に癒しを届けるか、よ!見てなさい!一流のメイドの立ち居振る舞いを!」
《ハート・メサイアチーム、3点》
「Yeah!まだまだいくわよー!」
《いつかの夏合宿を思い出すな…》
盛り上がる4人を見てそう独り言ちたのも束の間、ふと隣に圧を感じた。
「…ふぅん、ああいうのが好きなのね」
圧の主はキングヘイロー。彼の最初の愛バにして無二のパートナー。嫉妬深いのが玉に瑕。
《…何が?》
「何が?じゃないわよ。じっと見とれちゃって。このままだとアスケラの負けは確定ね」
《この流れは…》
「いいわ、なら見せてあげる。一番萌えるメイドは誰なのかを!!」
そう言うとキングはジャージを脱ぎ捨てメイド服姿に早着替え。4人の中に飛び込んでいった。しかも…
「…!?またなの貴方!?しかもスカートの丈が…!丈がハレンチよ!?」
キングの用意したメイド服は4人のそれと比べてもスカートの丈が短いいわゆるミニスカタイプであった。
「メイドは萌えさせるだけじゃない。如何にご主人様に癒しを届けるか、よ!見てなさい!一流のメイドの立ち居振る舞いを!」
3: 名無しさん(仮) 2024/11/28(木)22:55:02
そういうとキングは給湯器に向かう。そして…
「お疲れ様です、ご主人様。コーヒーをご用意いたしましたわ」
その場でコーヒーを淹れてみせた。
《味、温度共に俺好みだ…やるな、キング》
「当然よ。さぁ、どうかしらご主人様?私は何点?」
聞きながら、ミニスカートを揺らしてくるりと回ってみせた。
《……チーム・アスケラ、5点!》
「反則じゃないかしら!?」
ハートの不満気なツッコミが響いた。
「そもそもキングさんってメイド喫茶関係ないよね?」
「しっ、それは言わないお約束!」
「お疲れ様です、ご主人様。コーヒーをご用意いたしましたわ」
その場でコーヒーを淹れてみせた。
《味、温度共に俺好みだ…やるな、キング》
「当然よ。さぁ、どうかしらご主人様?私は何点?」
聞きながら、ミニスカートを揺らしてくるりと回ってみせた。
《……チーム・アスケラ、5点!》
「反則じゃないかしら!?」
ハートの不満気なツッコミが響いた。
「そもそもキングさんってメイド喫茶関係ないよね?」
「しっ、それは言わないお約束!」
4: 名無しさん(仮) 2024/11/28(木)22:56:01
また別の日。
「アチョー!アチョチョチョー!!」
「クラフト、気合い入ってるね!」
「アチョー!」
ファン交流会にて、カンフー教室をやることになったクラフト達のクラス。その衣装として、チャイナドレスを着ることになったのだが。
「Let’s compete!どちらがより優秀なカンフーウマ娘か勝負よ!」
またまたデアリングハート達が勝負を仕掛けてきた。
勝負内容は至ってシンプル。チャイナドレスを着てカンフーの動きを取り入れた踊りを見せるというもの。
「Hey、メサイア!今度こそ勝つのは私達よ!Atyooo!」
開幕早々、ヒールを履いているにも関わらず、ハイキックをキメてみせた。
《ハート・メサイアチーム、3点!》
「…ふぅん、ああいうのが好きなのね」
《…早くない?》
「早めに止めないと、貴方のせいでアスケラが負けちゃうじゃない。いいわ、なら見せてあげる。一番情熱的なカンフーウマ娘は誰なのかを!」
そう言うとキングはジャージを脱ぎ捨てチャイナドレスに早着替え。4人の中に飛び込んでいった。しかも…
「アチョー!アチョチョチョー!!」
「クラフト、気合い入ってるね!」
「アチョー!」
ファン交流会にて、カンフー教室をやることになったクラフト達のクラス。その衣装として、チャイナドレスを着ることになったのだが。
「Let’s compete!どちらがより優秀なカンフーウマ娘か勝負よ!」
またまたデアリングハート達が勝負を仕掛けてきた。
勝負内容は至ってシンプル。チャイナドレスを着てカンフーの動きを取り入れた踊りを見せるというもの。
「Hey、メサイア!今度こそ勝つのは私達よ!Atyooo!」
開幕早々、ヒールを履いているにも関わらず、ハイキックをキメてみせた。
《ハート・メサイアチーム、3点!》
「…ふぅん、ああいうのが好きなのね」
《…早くない?》
「早めに止めないと、貴方のせいでアスケラが負けちゃうじゃない。いいわ、なら見せてあげる。一番情熱的なカンフーウマ娘は誰なのかを!」
そう言うとキングはジャージを脱ぎ捨てチャイナドレスに早着替え。4人の中に飛び込んでいった。しかも…
5: 名無しさん(仮) 2024/11/28(木)22:56:54
「また来た!?しかも、な、何なのそのチャイナドレスは!?ハレンチ極まりないわよ!?」
キングが用意したチャイナドレスは4人のそれと違い、深いスリットに加え下にスパッツを履いていない生足タイプ。しかも胸元がハート型にくり抜かれており、どこかの怪鳥モンクver.もビックリ仕様であった。
「一流のカンフーで魅了してあげるわ!アチョー!」
ソバットを披露するキング。深いスリットによる見えそうで見えないギリギリを攻めた美しい後ろ回し蹴りに思わずトレーナーも…
《チーム・アスケラ、5点!》
「だからずるいわよーー!?」
ハートの不満気なツッコミが響いた。
「あの…私達まだ何もやってません…」
「アチョー!アチョチョー!!」
キングが用意したチャイナドレスは4人のそれと違い、深いスリットに加え下にスパッツを履いていない生足タイプ。しかも胸元がハート型にくり抜かれており、どこかの怪鳥モンクver.もビックリ仕様であった。
「一流のカンフーで魅了してあげるわ!アチョー!」
ソバットを披露するキング。深いスリットによる見えそうで見えないギリギリを攻めた美しい後ろ回し蹴りに思わずトレーナーも…
《チーム・アスケラ、5点!》
「だからずるいわよーー!?」
ハートの不満気なツッコミが響いた。
「あの…私達まだ何もやってません…」
「アチョー!アチョチョー!!」
6: 名無しさん(仮) 2024/11/28(木)22:57:36
またまた別の日。
「メサイア、シーザリオさん!変身よ!」
「「「チェインジ!プリンセス・ビートアップ!」」」
「がおー!」
ハート、メサイア、シーザリオはクマの着ぐるみを来たラインクラフトと対峙していた。今度のちびっ子ウマ娘交流会にて、プリファイショーをやることとなったクラフト達。そして…
「メサイアさんっ!緊迫感が足りませんわ!街に怪人が出たんですわよ!?もっと気合い入れて声張り上げてぶちかましていただかないと!」
「…!はいっ!先生!」
「シーザリオさんも!貴方は可愛さと冷静さを兼ね備え!一歩引いた立ち位置から仲間を支えるような懐のデカさをバチボコに表現してくださいませ!!」
「はいっ!…えっと?…こうかっ!」
「ハートさんはただ2人を引っ張っていけばいいってわけじゃありませんことよっ!仲間達に気を配りつつも熱い情熱でドンと当たって砕けろですわーっ!!!」
「砕けじゃダメじゃないかしら!?…でも、OK!分かったわ先生!」
「メサイア、シーザリオさん!変身よ!」
「「「チェインジ!プリンセス・ビートアップ!」」」
「がおー!」
ハート、メサイア、シーザリオはクマの着ぐるみを来たラインクラフトと対峙していた。今度のちびっ子ウマ娘交流会にて、プリファイショーをやることとなったクラフト達。そして…
「メサイアさんっ!緊迫感が足りませんわ!街に怪人が出たんですわよ!?もっと気合い入れて声張り上げてぶちかましていただかないと!」
「…!はいっ!先生!」
「シーザリオさんも!貴方は可愛さと冷静さを兼ね備え!一歩引いた立ち位置から仲間を支えるような懐のデカさをバチボコに表現してくださいませ!!」
「はいっ!…えっと?…こうかっ!」
「ハートさんはただ2人を引っ張っていけばいいってわけじゃありませんことよっ!仲間達に気を配りつつも熱い情熱でドンと当たって砕けろですわーっ!!!」
「砕けじゃダメじゃないかしら!?…でも、OK!分かったわ先生!」
7: 名無しさん(仮) 2024/11/28(木)22:58:15
「クラフトさんは可愛すぎますわ!貴方は街の人達を泣き喚かせる悪の怪物!もっと恐ろしく!子供達を恐怖のドン底ズンドコに突き落とすくらいやってくださいまし!」
「グチャグチャに捻り潰してやる…!」
演技の質を高める為、プリファイシリーズに詳しい特別講師としてカワカミプリンセスを招いてのお稽古となった。
「I came up with a good idea!どうせなら演技力で勝負しましょう!」
稽古の熱も高まってきたところで、ハートがそう提案したその時…
「おーっほっほっほっほ!誰が一流の演技派ウマ娘か、教えてあげる!」
直ぐ様、衣装に身を包んだキングが舞台に上がってきた。
「ちょっと!?まだ何も始めてないわよ!?」
「おーっほっほっほっほ!私はトレーナー様がデレデレする笑顔が嫌い、虫唾が走るわっ!」
「既に何らかの役に入り込んでるー!?」
「グチャグチャに捻り潰してやる…!」
演技の質を高める為、プリファイシリーズに詳しい特別講師としてカワカミプリンセスを招いてのお稽古となった。
「I came up with a good idea!どうせなら演技力で勝負しましょう!」
稽古の熱も高まってきたところで、ハートがそう提案したその時…
「おーっほっほっほっほ!誰が一流の演技派ウマ娘か、教えてあげる!」
直ぐ様、衣装に身を包んだキングが舞台に上がってきた。
「ちょっと!?まだ何も始めてないわよ!?」
「おーっほっほっほっほ!私はトレーナー様がデレデレする笑顔が嫌い、虫唾が走るわっ!」
「既に何らかの役に入り込んでるー!?」
8: 名無しさん(仮) 2024/11/28(木)22:58:44
「あぁーっ!それは!その衣装は!管理国家ウマリンスの幹部が一人!ウマリンスや総統に絶対の忠誠を抱くもスパイとしてプリファイに近付いた結果、友情を感じてしまって悪への忠誠と正義への友情の間を揺れ動くイーストモーメントことイース様!?衣装もシリーズ通して珍しいピチピチのボンテージ系!小さいお子様から大きなお友達にまで大人気のダークヒロインですわーっ!!」
《解説ありがとう》
なるほど、プリンセスの解説通り、身体のラインがしっかり出る衣装だ。そんな衣装に身を包んだキング、トレーナーの前に傅くと…
「さぁ、トレーナー様。何なりとご命令を。そして私は何点でしょうか?」
《キングヘイロー、5点!》
「ですわーっ!」
「先生まで味方につけるんじゃないわよーっ!」
ハートの不満気なツッコミが響いた。
「しれっとアスケラじゃなくてキングさん個人を採点してる…」
「グチャグチャに捻り潰してやる…!どう、怖いかな?」
《解説ありがとう》
なるほど、プリンセスの解説通り、身体のラインがしっかり出る衣装だ。そんな衣装に身を包んだキング、トレーナーの前に傅くと…
「さぁ、トレーナー様。何なりとご命令を。そして私は何点でしょうか?」
《キングヘイロー、5点!》
「ですわーっ!」
「先生まで味方につけるんじゃないわよーっ!」
ハートの不満気なツッコミが響いた。
「しれっとアスケラじゃなくてキングさん個人を採点してる…」
「グチャグチャに捻り潰してやる…!どう、怖いかな?」
9: 名無しさん(仮) 2024/11/28(木)22:59:38
「おーっほっほっほっほ!今日もアスケラの勝利よ!」
《君のおかげだね》
「うふふ、そろそろ誰が一番魅力的で、一流のウマ娘なのか分かったかしら?」
「あのっ…」
「あら、ハートさん。どうかしたかしら?」
「そろそろ私をイチャイチャのダシにするの、やめてもらってもいいかしら?」
「ごめんなさい」
《ごめんなさい》
割と真面目に怒られました。
「まったく、貴方のせいで怒られたじゃない!」
《俺のせいなのか…?》
《君のおかげだね》
「うふふ、そろそろ誰が一番魅力的で、一流のウマ娘なのか分かったかしら?」
「あのっ…」
「あら、ハートさん。どうかしたかしら?」
「そろそろ私をイチャイチャのダシにするの、やめてもらってもいいかしら?」
「ごめんなさい」
《ごめんなさい》
割と真面目に怒られました。
「まったく、貴方のせいで怒られたじゃない!」
《俺のせいなのか…?》
10: 名無しさん(仮) 2024/11/28(木)22:59:56
「貴方がすぐ他の子にデレデレするのが悪いんでしょー、おバカさん」
《そっか…すまないな、キング。俺が悪かった》
「な、何よ。やけに素直ね。私もその…悪かったわよ。すぐヤキモチ妬いて…」
《お互い様だな》
「そうね。あ、でも…」
《…?何だ?》
「本当に、本当にね?私に悪いと思ってるなら…」
《思ってるなら…?》
「悪いと思ってるならキスして…」
「あのっ!!お二人さん!!」
再度、真面目に怒られました。
《そっか…すまないな、キング。俺が悪かった》
「な、何よ。やけに素直ね。私もその…悪かったわよ。すぐヤキモチ妬いて…」
《お互い様だな》
「そうね。あ、でも…」
《…?何だ?》
「本当に、本当にね?私に悪いと思ってるなら…」
《思ってるなら…?》
「悪いと思ってるならキスして…」
「あのっ!!お二人さん!!」
再度、真面目に怒られました。
11: 名無しさん(主) 2024/11/28(木)23:00:21
バカップルが書きたかった
13: 名無しさん(仮) 2024/11/28(木)23:05:02
嫉妬キングいい…
15: 名無しさん(仮) 2024/11/28(木)23:06:00
クラフトは可愛いなぁ
17: 名無しさん(仮) 2024/11/28(木)23:06:59
Q.尻に敷かれてる?
18: 名無しさん(仮) 2024/11/28(木)23:09:08
>>17
はい
はい
19: 名無しさん(仮) 2024/11/28(木)23:17:07
ヨシトミヨベー
20: 名無しさん(仮) 2024/11/28(木)23:17:47
クラフトは天然なのか敢えてスルーしてるのか
22: 名無しさん(仮) 2024/11/28(木)23:21:16
ハートさんが好きなんだな
34: 名無しさん(仮) 2024/11/28(木)23:28:28
キングの尻ならさぞ敷かれ甲斐があるだろう
35: 名無しさん(仮) 2024/11/28(木)23:28:30
ハートの顔も三度まで
36: 名無しさん(仮) 2024/11/28(木)23:29:03
…ふぅん、ああいうのが好きなのねからの5点!が無敵過ぎてだめだった
39: 名無しさん(仮) 2024/11/28(木)23:52:18
ハートはどことなくキング感あるからな
40: 名無しさん(仮) 2024/11/28(木)23:54:19
そういうプレイなん?